地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐



服の中に滑り込んでいた陸の手が、背中から胸の方へ移動する。



「………何してんの?」

「準備運動♪」


ムニュムニュ…と揉まれるあたしの胸。



「……陸君?何の運動するのかな…?」

「……杏ちゃんと良いこと♪」


「はぁ…?…陸が想像してるようなことは、一切しないから」




きっぱりと告げて、陸の手を止めた。






が……………。


俺様な陸がそんなことを聞くはずがないんだ。




「もうムリ。杏ちゃんのおっぱい触ったからする。」


「…口に出さないで!」



キッと睨むと…視界が反転した。



「ひゃっ……!?」


「……3週間以上、杏に触れてねぇから、禁断症状が出る」



そう言って、あたしの服を捲り上げる。
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