地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
30分後………
「うん、良いんじゃない?」
柚莉先生から、許しが出ました。
メイクって…難しいね。
「明日から多少してきなよ。」
「………うん、やってみるね…」
なんか…女子高生みたいだ!!
(↑女子高生ですよ)
メイク道具をバックにしまっていると、柚莉があたしを凝視する。
「杏樹……昨日、シた?」
「はっ…?何を?」
「エッチ…♪」
「…っ…//////なんでわかったの!?」
「うなじにマーキングされてるよ♪」
ニヤニヤとあたしのうなじを指差した。
……っあんのぉ〜バカ陸っ!
あれだけ『見えるところには付けないで』って言ってるのにぃ〜!