地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
体から力が抜けていく。
「………………うん」
下を向いたまま返事をした。
今絶対…顔赤いっ……
不意打ちでするんだから……////
陸に手を引かれ、窓際に座り込む。
「……食べて良い?」
コクリと小さく頷いた。
箱から取り出し、食べる。
「……っ…うまっ……」
陸の声がした瞬間…小さくガッツポーズをした。
箱に入っているのは、カップケーキサイズのガトーショコラ
食べやすいように、カップに入れて焼いたんだ。
それを2〜3個箱に詰めたの。
「…本当に美味い……」
パクパクと食べてくれるから、嬉しかった。
時間がない中…頑張って作って良かった♪