地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
ニヤリと笑う陸。
お仕置き“は”しない?
「全問正解だから、ご褒美な?」
「えっ?」
プチン…プチン…
お腹に回ってる手が、ブレザーのボタンを外す。
「へ…?………はい!?」
「だからご褒美♪」
嬉しそうに、弾んだ声。
「ちょっ……ご褒美って…………!」
後ろから、うなじにキスされる。
「どこにキスしてっ…//////!?」
「…杏ちゃんの弱いところ」
「////////////…っ…」
口をパクパクさせた。
シュル………
緩めていたネクタイを取られる。
「杏…、こっち向いて?」
耳元で甘く囁かれた。
ピクン……
肩が僅かに動く。