地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
激しくて、なにもかも陸に奪われそう……
陸が片手で、カッターシャツのボタンを外していく。
「…やっぱ、いつ見てもデカイよな…」
「…へ?」
ボタンが外れたことで、
あたしの肌は、ほとんどまる見え……
「…印…消えたよな…?」
「えっ?……きゃっ…」
唇から離れて、首筋にキスを降らせる。
「ちょっ…またつける気!?」
「そのつもりだけど?」
顔を上げ、
“何か問題でも?”という表情の陸。
問題ありまくりなんです!!
あたしが、嫌だという顔をしていたのか…
眉を寄せる陸。