地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
「…なんで、そんな顔してるのかな?杏ちゃん」
怖いっす!!
笑ってるけど、笑ってないよ!目が!!
「……見られたの。」
「は…?」
「だから……き、キスマーク…」
「誰に?」
陸の声が不機嫌さを増す。
「……………担当医の先生」
「・・・・・・。」
「診察の時に看護師さん達にも……」
「・・・・・・。」
「…だからね?
あの…ちょっと……やめて頂きたいなぁ…と」
語尾が小さくなりながら俯いた。
「…また病院行く予定あんの?」
フルフルと首を振る。
行く予定はないんだけど……
なんか……恥ずかしい……
見られたし……あの時の羞恥心は、絶対に忘れられない。
看護師さん達…
“若いわねぇ〜”って笑ってたもん!
怖いっす!!
笑ってるけど、笑ってないよ!目が!!
「……見られたの。」
「は…?」
「だから……き、キスマーク…」
「誰に?」
陸の声が不機嫌さを増す。
「……………担当医の先生」
「・・・・・・。」
「診察の時に看護師さん達にも……」
「・・・・・・。」
「…だからね?
あの…ちょっと……やめて頂きたいなぁ…と」
語尾が小さくなりながら俯いた。
「…また病院行く予定あんの?」
フルフルと首を振る。
行く予定はないんだけど……
なんか……恥ずかしい……
見られたし……あの時の羞恥心は、絶対に忘れられない。
看護師さん達…
“若いわねぇ〜”って笑ってたもん!