地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐


陸のオーラが、不機嫌さを増す。



「…僕には最高に可愛いんで。」


コワッ!
声が低すぎるよっ!


「…ひ、貧乳でずん胴じゃないっ!」

「彼女のスリーサイズ言いましょうか?
上から、85・56・82ですよ?」


はい?…なんで陸が知ってるの?
言ったことないのに!!



「フンッ!!マリナと変わらな〜い!マリナだってC70だも〜ん♪」


腰に手を当ててサイズをバラす。

また…言ってるよ……(苦笑)



「…85でも、アンダーは65ですよ?つまり…E。」


なんで陸もバラしてんのっ!?



「!!?…………」

「彼女を好きな理由は、体以外ですけどね?
キス見てて、羨ましかったんでしょう?」



フフっと笑いながら言う陸。
< 464 / 698 >

この作品をシェア

pagetop