地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
「〜〜〜〜〜〜〜!」
顔を真っ赤にして怒りを表してる。
「アイドルやモデルも興味無いんで。あるのは、彼女だけ……まだ惚気話聞きますか?」
「もうっ…いいっ…!!」
クルッと方向を変えてスタジオの方に戻っていく。
マリナがいなくなってから呟いた。
「……なんでスリーサイズ知ってるの?」
「…毎日触ってるから、わかんだよ」
「どんな手ですか……。」
呆れ気味に笑うと、体を回転させられた。
「…モテちゃったから、妬いた?」
「ううん。全く。
一々気にしてたら、身が持たないから、気にしないことにした。」
「………………。」
「なぁに?妬いて欲しかった?
心配しなくても、陸以外興味無いから♪」
ニコッと微笑む。