地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐


カタカタとキーボードを打ち、USBメモリーに資料をコピーしていく。


そしてまた、次の資料に目を通す。



本気で、自分の状態に気付いていないらしい。

ある意味…ヤバいんじゃねぇか?


あとはカッターシャツだけだぞ!?



いつ気付くのか?…と考えながらも、ボタンを外していく。





…………あの。全て外してしまったんですが。



「えぇ〜〜もう終わり!?情報足りないよぉ〜!!もうちょっと何かないの!?」



………この通り、全く気づきません。


パソコンに向かって愚痴を並べてる。



「ふぅ〜…仕方ない。コピーを済ませよう…」


マウスを動かして、コピーを開始した。



そして、ふと自分の体を見る。


「……は?ナニコレ??」
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