地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐



あんなに勉強した語学って…必要だったのかなぁ〜?

英語くらい出来たら大丈夫だったんじゃないの?



あのクソ爺めっ…!




しかし、これから杏樹には必要だったのだと、わかる日が訪れます。



今までの語学、経済、その他ありとあらゆる知識や、習い事は…


あることのために、祖父と両親がさせていたことなのです。



書道

華道

茶道

ピアノ





それがわかるのは……


杏樹が高2に進級した後でした。





杏樹の家……神崎家の秘密

杏樹だけが知らない秘密が……。



地味子として生活をしなければいけなかった本当の理由。


単に、陰陽師として未熟な杏樹の身を守るだけでは…なかったのでした。
< 622 / 698 >

この作品をシェア

pagetop