地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐
手を引かれて着いたところは、
某有名下着ショップ…
「咲きさん…なんであたしのスリーサイズなんか…?」
「さっきの水着姿を見て
測りたくなったのよ」
「えぇーーー!?」
そんなんあり!?
店員さんに向かってあたしを差し出す。
「この子のスリーサイズを測って下さい。」
「かしこまりました。」
店員さんは微笑み、あたしを奥の試着室に連れて行く。
ブレザーとカーデ、カッターシャツ…
測定するのに邪魔というので…
仕方なく脱ぐ。
店員さんが、メジャーを使って
サイズをはかっていく。
「…お客様。
スタイル抜群ですね////」
なんて頬を染められて言われた。