波乱LOVE■番外編■~俺様悪魔の命令に背いた場合~
■究極の選択■
「お待たせ」
私の為に走って来てくれるコーチ。
優しい笑顔で。
「ほんまに大丈夫か?顔色悪いで。それに、元気ないし。お前らしくないで」
うわっ!!!
おでこ
触られた。
別にときめいたわけちゃうけど、
優しすぎて、ドキドキする。
大雅に触られたときのドキドキとはまた違う感じやけど……
この人のこと、好きになれる日が来るんかな。
もし来るなら……
それはそれで幸せやんな。
大雅のこと想い続けても、幸せにはなられへん。