波乱LOVE■番外編■~俺様悪魔の命令に背いた場合~
ガチャ。
ふたりの秘密の部屋。
カーテンから差し込む光が、ほんまに夢の中みたいに綺麗で。
授業が終わるチャイムが鳴ったから大雅は慌てて、鍵を閉めた。
「まじでムカツクし」
背中向けた大雅。
窓際の机にガン!って足乗せて、振り向いた。
「反省してんの?」
「はい」
頭を下げる私。
言いたいことはたくさんあるけど、今は素直に謝ろう。
「ごめんね」
一瞬だけど、コーチのことを意識してしまったのは事実やし。
てか、別に私大雅の彼女じゃないやん!!