波乱LOVE■番外編■~俺様悪魔の命令に背いた場合~
「はぁーーーーー、良かった」
大雅?
机から足をおろした大雅は、美術室の床に体育座りした。
で?
何~!!!
かわいいよ、その上目遣い!!
見つめられたら、やばいって。
「ごめんやで、大雅。こないだ、約束したのにここに来んくてごめん」
「俺…… めっちゃ待っててんで。杏奈にほんまの気持ち伝えようって思って、ずっと待ってたのに。俺…… もう嫌われたんかなって思った」
いつもの冗談?
その気になったら“あほか~”って笑うん?
でも、いい!
それでもいい。
大雅のこと好きやもん。