波乱LOVE■番外編■~俺様悪魔の命令に背いた場合~
「愛してんで、杏奈。今までも、これからもずっと。一生、杏奈だけやから」
甘い甘い言葉をくれた大雅は、涙目で私を見つめた。
もう目をそらすこともできひん。
真面目な大雅は、もっともっとかっこええ。
「私も、大雅が好き!!!! もう意地張ったりせーへん。大雅は私だけのもんやもん!!」
「調子乗んな、あほ!」
ヒーーーーー!!
ドカ
投げられた。
運動神経抜群の大雅は、優しく私をソファへ投げた。
「ええな?杏奈。俺から絶対離れんなよ!!」
「はい!!!離れません!!!」
ソファの上でジャンプする私を大雅が受け止めてくれた。