ひとりごと
見送り
*見送り*
次男と友達を乗せ車で30分
野球遠征に出発するため港へ
車の中で二人に「頑張っておいでよ。こっちで応援してるからね」
二人とも頷いてた
「正面に車停めてあげるからあんたたち荷物持って中に入ってなさいね。お母さんは車停めてから行くから」
港につき二人を下ろし
車を停め待合室に入ると
すごい人で我が子が
どこにいるのか
なかなか見つからない
見つけたと思って呼んでも
皆と話していて気づかない
そのあと船に乗る所を
見送ってても
一度も振り返ることなく
乗って行ってしまった
こんなもんよねっと
ちょっと寂しく思いながら
車に乗り家へと向かった
行きはわいわい話しながら
帰りはシーンとした車内
何だか物足りなくて
やっぱり寂しくて
こんなんでいずれくる
子離れの時に大丈夫やろか
二人がいなくなったあと
果してどうしてるんやろ