ひとりごと
悔し涙
*悔し涙*
野球部6年生が卒業して
新チームでの初めての公式試合
くじ運よく今日の1試合勝てば
明日の準決勝へと進めれる
4年生になる次男も
Aチームにレギュラー入りした
レフト背番号は初めての1桁
昨夜ユニホームに背番号を
付けながら頑張れるように
一針ごとに願いを込めた
ウォーン!
始まりのサイレンが鳴る
応援席も緊張感に包まれる
試合が始まった
今までの試合と違い
応援する私もドキドキが
収まらず落ち着かない
必死に声を張り上げ応援した
太鼓の音と
ペットボトルで作った
応援グッズの音が鳴り響く
試合は2回まで両者無失点
3回表に先制点を入れた4回裏に同点に追い付かれ
5回表3点取り裏に1点返され
最終回表無失点
そして最終回裏守り切れば勝ち
手に汗握る試合
お願いだから踏ん張って!
2点を守りきって!
誰もが勝てると信じていた
ところが最終回一番バッターが
打ったライト前ヒットが抜けて
呆気なく1点返される
試合の流れは完全に向こう
それからランナーがたまり
最後はさよなら
信じられない光景に
ガックリとうなだれた
1週間前にした練習試合から
かなり上達していた
彼等のプレーに
始まりから落ち着いてた様子に
頑張って練習したことが
手に取るように感じただけに
ショックが大きかった
応援に来れなかった
キャッチャーのお母さんに
電話で報告した
電話の向こうとこっちで泣いた
私は初めて悔し涙が
止まらなかった
そして子供の存在があるから
味わえる感動に感謝した