ひとりごと
父の背中

*父の背中*


今朝5時まだ陽が昇らない
暗闇の中サイクリング
私が家を出る少し前に父が出た



同じ時間になるのは久しぶり
暫く走ると先に出た父が
見えてきた



追いつこうと一生懸命になるが
追いつけそうで追いつけない



父の背中を見ながら走った
走りながら父のことを想う
やると決めたらやり通す父
厳しい中にも優しさや
ユーモアがある



子は親の背中を見て育つ
と言うけど
父の生きる姿を見て
学ぶことは多い



きっと何年経っても
幾つになっても
追いつくことも追い越すことも
絶対に出来ない
偉大な背中



自分が歳を重ねると
年々父の深い愛を感じ
尊敬する気持ちが強くなる



父の子で良かった





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