ガンバレ、男子!
一体あのちひろって娘は、どんな子なんだろう。
子供がいるなんて、障害ありすぎ。
でももう結婚とかしてたら、俺の出る幕なんてないじゃん。・・・まあ、結婚してなくても子供がいなくても、俺のことなんて知らないんだから無理なんだけどさ・・・。
あー、それにしても、女の子ってみんなあんないい匂いなのかなあ。
頼まれた牛乳を買って帰った俺は、着替えてから啓太のうちに向かった・・・
はずだった。
普通に歩いて行くと3分でついちゃうんだけど、考えごとをしていたら、啓太の家を通り越していたらしい。気がついたら、知らない場所にいた。
「あれ・・・?ここ、どこ、かな」
番地を確認すると、だいぶ、歩いてきてしまっていたらしかった。
「まいったなー。ま、いっか。もどろ・・・」
来た道を引き返そうと思ったら・・・・