魔の棲む森と神の居ます島
長老「そうか。村人はわしから説得してみよう。」
フェンムー「お願いします。お父さん。」

長老「フェンムー・・・いや、早く家に戻れよ。」

長老は、何かを言いかけ、村のほうへ戻って行った。

フェンムー「オルガ、どうしよう・・・」

フェンムーは気付き始めていたのだ。自分が何をするべきかを。自分が何者なのかを。

フェンムー「やはり、行かなければ。オルガ、村を、お父さんを頼む」

そう呟くと、村に背を向け、飛び出していった。
向かう先は、魔の棲む森ボーグラオス。


フェンムーが村を飛び出し、数日がたった。

フェンムー「そろそろ、聖域を抜ける頃だな。」

その時、フェンムーの身体を眩い光が包み込む。
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