禁色の囚人~きんじきのとらわれびと~
神楽から離れたくない。
少しでもそばにいたい。
書斎に行くと、神楽は音楽を爆音で聴いてた。
コンコン…。
ノックしても気づかなくて。
「神楽?」
リクライニングシートで寝てる、神楽の顔を覗き込んだ。
「どうした?」
まだ、顔は険しいまま。
オーディオのボリュームを下げて。
体を起こした。
「…別に。たいした用事があるわけじゃないけど。」
どうして、そんなに険しい顔してるの?
少しでもそばにいたい。
書斎に行くと、神楽は音楽を爆音で聴いてた。
コンコン…。
ノックしても気づかなくて。
「神楽?」
リクライニングシートで寝てる、神楽の顔を覗き込んだ。
「どうした?」
まだ、顔は険しいまま。
オーディオのボリュームを下げて。
体を起こした。
「…別に。たいした用事があるわけじゃないけど。」
どうして、そんなに険しい顔してるの?