禁色の囚人~きんじきのとらわれびと~
■恋する乙女たち■
*************
「宮埜って、あたしの本当の父親?」
念のために、確かめたくて。
テーブルの向かいでご飯を食べてる、宮埜の箸(はし)が口元で止まってる。
「何だよそれ!?あるはずないだろ?」
呆れてる。
やっぱり、あの母親の嘘だったか…。
「だよね。実はさ…。」
昼間の話を宮埜に一部始終話した。
呆れた顔は、話し終わる頃には神妙になってて。
「宮埜って、あたしの本当の父親?」
念のために、確かめたくて。
テーブルの向かいでご飯を食べてる、宮埜の箸(はし)が口元で止まってる。
「何だよそれ!?あるはずないだろ?」
呆れてる。
やっぱり、あの母親の嘘だったか…。
「だよね。実はさ…。」
昼間の話を宮埜に一部始終話した。
呆れた顔は、話し終わる頃には神妙になってて。