禁色の囚人~きんじきのとらわれびと~
■日記■
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4月XX日


PMXX…



親父の仕事関係。


イメージUPのためと、寄付してる児童施設に視察。



1人、どこか冷たい雰囲気をした女の子がいた。


不覚にもその女の子の笑顔に、吸い込まれるかと思った。



視察の間中、ずっと、あの女の子が気になって仕方がなかった。


まだ7歳の女の子が、こんなにも頭の中から離れないなんて。



まるで、恋をしたみたいだ。


宮埜に相談したら「バカか?」



なんて笑われた。

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