禁色の囚人~きんじきのとらわれびと~
「どうしてもダメ?」

「ダメです。」


「じゃあ、宮埜にカマかけるかな?」



チラッと英里奈の顔を見た。



「絶対に宮埜さんも言わないよ?」



チラッと英里奈に見返された。



「なに?余計に気になるでしょ?」

「まぁ、2人で幸せになろうね?ってことだ。」



ポンッ!!



両手で肩を叩いた。



意味が分からない。

< 41 / 341 >

この作品をシェア

pagetop