禁色の囚人~きんじきのとらわれびと~
■交際宣言?■
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ベッドの中でも気になってた。



神楽の秘密…。



人の口から言えないこと。



「ねぇ、神楽って弱みはあるの?」



ストレートに聞いちゃった。



気になって仕方なかったから。



「どうした?珍しく口を開いたかと思ったら。オレの弱みでも握って、なにかしたいのか?」

「そうじゃなくて。ちょっとね…。」



はい、そうです。



なんて、言えるはずないでしょ。



「まあいいさ。弱みを握られたら、握りつぶせばいい。所詮、世の中なんて強いものが、自由に生きれるようになってるからな。」



相変わらず腐った根性してる。

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