禁色の囚人~きんじきのとらわれびと~
※会いたくない人※
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宮埜が隠してたのは、神楽の本心だった。
そりゃ、人から聞くよりは本人から聞きたいもんね。
そうそう、晴沢と英里奈にだけ、本当のことを話したらしい。
相当ビックリしてたみたいだけど。
この2人だったら大丈夫でしょ。
2人がいなかったら、あたしは助からなかったしね。
あと、紺屋はいつの間にか学校を辞めてた。
いつも女の子をだまして、あたしみたいに売り飛ばしてたって、宮埜が調べてくれた。
あのDVDは、宮埜がコッソリと処分してくれたみたい。
「神楽に知れたら、発狂するからな。」
…だって。
平穏な毎日が帰ってきた。
「ねえ、今日は帰り遅いの?」
髪をとかす神楽に、鏡越しに聞いた。
「多分…どうした?」
「宮埜と英里奈と遊んでくる。」
「またか?」
ムッとした顔して。
宮埜が隠してたのは、神楽の本心だった。
そりゃ、人から聞くよりは本人から聞きたいもんね。
そうそう、晴沢と英里奈にだけ、本当のことを話したらしい。
相当ビックリしてたみたいだけど。
この2人だったら大丈夫でしょ。
2人がいなかったら、あたしは助からなかったしね。
あと、紺屋はいつの間にか学校を辞めてた。
いつも女の子をだまして、あたしみたいに売り飛ばしてたって、宮埜が調べてくれた。
あのDVDは、宮埜がコッソリと処分してくれたみたい。
「神楽に知れたら、発狂するからな。」
…だって。
平穏な毎日が帰ってきた。
「ねえ、今日は帰り遅いの?」
髪をとかす神楽に、鏡越しに聞いた。
「多分…どうした?」
「宮埜と英里奈と遊んでくる。」
「またか?」
ムッとした顔して。