恋愛ごっこ
GAME1.5
GAME1.5
入学式で校長の話を聞き終わると、教室に戻った。
ようやく入学式も終わり、担任の佐々木が入ってきた。
佐々木は現国担当で40代後半くらいのおじさん。
佐々木が高校生活のことをはなしているが、ひかるには耳にはいってなかった。
ひかるは男子観察をしていた。
(清水君なかなかいいなぁ。)
1人で妄想にひたっていると、
ガラッ
突然ドアが開いて、そこには綺麗な黒い目にさらさらの茶髪、整った顔でスタイルが
いい、美男子が立っていた。
クラスの女子が一気にざわつきはじめる。
「すいません。遅れました。」
「遅刻にしては遅すぎじゃあないかね??三浦潤君??」
「すいません。道に迷ってしまって・・・」
(ありえない。)
この男は何を言っているんだと思っていた。
駅から一本道を5分ほどで着くのに迷うはずが無い。
「そうか。今度からは気をつけるんだぞ。」
佐々木は信じていた。
「はい。気をつけます。」
三浦はニッコリ笑った。
休み時間・・・
三浦のまわりは女子が取り囲んでいた。
「どこ中??」
「S中だよ。」
女子は質問攻め。そのたびにあのときのニッコリスマイル。
ひかるは三浦潤が嫌いだった。
あの笑顔で女子が思いのままに動いてくれると思っているように
みえるからだ。
「三浦君かっこいいね。ひかりんはどう思う??」
「別に。」
「絶対かっこいいよ!!あの人の親大企業の社長さんなんだって!!」
凛は三浦潤のこと気に入ってるらしい。
「席付けー。」
佐々木が戻ってきた。
「今からクラス委員を決める。半年間クラスをまとめて
もらうぞ。立候補はいるか??」
誰も手を挙げない。
「いないのかぁ?仕方ないなくじ引きで決めよう。」
佐々木はポケットから紙を取り出した。
名前を書いていく。
(ここでいいや。)
真ん中に名前を書いた。
「では発表する。クラス委員は相沢と清水。」
(清水君と一緒だ。)
「さっそくだが、このプリントをクラス分印刷して
まとめておいてくれ。」
入学式で校長の話を聞き終わると、教室に戻った。
ようやく入学式も終わり、担任の佐々木が入ってきた。
佐々木は現国担当で40代後半くらいのおじさん。
佐々木が高校生活のことをはなしているが、ひかるには耳にはいってなかった。
ひかるは男子観察をしていた。
(清水君なかなかいいなぁ。)
1人で妄想にひたっていると、
ガラッ
突然ドアが開いて、そこには綺麗な黒い目にさらさらの茶髪、整った顔でスタイルが
いい、美男子が立っていた。
クラスの女子が一気にざわつきはじめる。
「すいません。遅れました。」
「遅刻にしては遅すぎじゃあないかね??三浦潤君??」
「すいません。道に迷ってしまって・・・」
(ありえない。)
この男は何を言っているんだと思っていた。
駅から一本道を5分ほどで着くのに迷うはずが無い。
「そうか。今度からは気をつけるんだぞ。」
佐々木は信じていた。
「はい。気をつけます。」
三浦はニッコリ笑った。
休み時間・・・
三浦のまわりは女子が取り囲んでいた。
「どこ中??」
「S中だよ。」
女子は質問攻め。そのたびにあのときのニッコリスマイル。
ひかるは三浦潤が嫌いだった。
あの笑顔で女子が思いのままに動いてくれると思っているように
みえるからだ。
「三浦君かっこいいね。ひかりんはどう思う??」
「別に。」
「絶対かっこいいよ!!あの人の親大企業の社長さんなんだって!!」
凛は三浦潤のこと気に入ってるらしい。
「席付けー。」
佐々木が戻ってきた。
「今からクラス委員を決める。半年間クラスをまとめて
もらうぞ。立候補はいるか??」
誰も手を挙げない。
「いないのかぁ?仕方ないなくじ引きで決めよう。」
佐々木はポケットから紙を取り出した。
名前を書いていく。
(ここでいいや。)
真ん中に名前を書いた。
「では発表する。クラス委員は相沢と清水。」
(清水君と一緒だ。)
「さっそくだが、このプリントをクラス分印刷して
まとめておいてくれ。」