恋愛ごっこ
GAME2
下駄箱・・・・

「はぁ・・・。」

(何であんなことを言ってしまったんだ。あんなやつスキでも

 なんでもないのに・・・。ましてや恋愛経験0の私が一体何を教えたら

 いいのだ。)

あれから急に恥ずかしくなって逃げてしまった。

途方にくれていると、

「ひかりん♪」

「ん・・・。」

校門に凛が立っていた。

「お疲れ!遅かったね。」

「何でいんの?」

「そんなぁ;;ひどいよぉ。親友でしょ?いっしょに帰ろうと思って。
 
 それにメアドも♪」

「いつ親友になった。」

「会った時から。」

「・・・・・帰る。」

ひかりは帰ってやらなければいけないことがあった。

「まっ待ってよぉ。」

凛が小走りで追いかけてくる。

(どこまでも着いてくるんだな。)

ひかるはちょっとずつ凛に対して口数が多くなったいた。

「遅い。早く。」

凛は少し驚いた様子だったが、すぐ笑顔になり、

「メアドは??」

「教えない。」

「えぇ~。いいじゃん。」

「やだ。」

「いじわる。」

そんなたわいも無い会話をしながら帰った。



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