本当の愛

私が黙ってると
何かに気づいたのか

｢あ…愛罹ごめんね…。
私余計なこと言ったよね…｣

璃乃に心配させちゃった…

｢璃乃!!大丈夫だよぉ??
私そろそろ前に進まなきゃね…
あ〜どっかに
いい人いないかなぁ!
璃乃、誰か紹介してよ!!｣

なーんて冗談冗談!

｢よしっ!! 協力する!!
愛罹は〜…甘えん坊だし
…年上の人なんてどう!?
けっこういい人
知ってるんだけど!｣

って璃乃ちゃーん!!
冗談だってば!!
でも…

｢年上かぁ…｣

年上けっこう好き。

｢愛罹ちゃーんっ!!
前に進みたいんでしょ??
１回でもいいから会ってみない?｣

璃乃はこういう時
いつも真剣に考えてくれるよね
ここまで私のこと真剣に
考えてくれるなんて…
って毎回毎回嬉しくなるの。

｢…わかった!!私会ってみる!!｣

私は会うことに決めた。
少しでも前に進みたいよ…
いつまでも過去引きずってる
自分にばいばいしたい…。


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