~1day Love minutes~
 ただ、本心を確かめる勇気なんて、俺にはなかった。


 本当にしばらく1人になりたかった。


 考えた末の結果が、こんなことになるなんて、予想もしていなかったしな。


 前々から、弥羅は俺の予想を遥かに超えた言動をする。


 俺は、それが楽しくて、一緒にいられたのかもしれないな、なんて思った。




 ただ、一言、俺が正直に言うとしたら…




「ゴメンな、弥羅・・・」



 天井に向かって、そう呟いた。




  ~Yo side fin.~
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