君を愛す ただ君を……
仕事が終わるとママに連絡した
帰りが遅くなると言うと、ママは「新しい彼氏でもできた?」と冗談混じりに笑ってた
凄く緊張する
愁一郎の家を飛び出してから、3週間弱だ
どんな風に様変わりしているのかな?
大輔君もあたしが家を飛び出した同日に、越智先生のマンションを出たって言ってた
今は越智先生、一人でマンションにいる
あ、もしかしたら、みちるさんと夜を過ごしているかもしれないけど
あたしはふらふらとウィンドウショッピングをしてから、越智先生のマンションに向かった
エントランスで、部屋番号を押して、呼び出しボタンを押した
『鍵、持ってるだろ。入って来いよ』
越智先生の声がすると、自動ドアが開いた
ドキドキする
越智先生と二人きりで話すのは初めてだ
記憶を失って以来、越智先生と二人きりになったことがない
喉が凄く渇いていくのがわかる
緊張で手が震えた
鞄からカードキーを取り出しながらも、あたしは部屋の前にある呼び鈴を押した
帰りが遅くなると言うと、ママは「新しい彼氏でもできた?」と冗談混じりに笑ってた
凄く緊張する
愁一郎の家を飛び出してから、3週間弱だ
どんな風に様変わりしているのかな?
大輔君もあたしが家を飛び出した同日に、越智先生のマンションを出たって言ってた
今は越智先生、一人でマンションにいる
あ、もしかしたら、みちるさんと夜を過ごしているかもしれないけど
あたしはふらふらとウィンドウショッピングをしてから、越智先生のマンションに向かった
エントランスで、部屋番号を押して、呼び出しボタンを押した
『鍵、持ってるだろ。入って来いよ』
越智先生の声がすると、自動ドアが開いた
ドキドキする
越智先生と二人きりで話すのは初めてだ
記憶を失って以来、越智先生と二人きりになったことがない
喉が凄く渇いていくのがわかる
緊張で手が震えた
鞄からカードキーを取り出しながらも、あたしは部屋の前にある呼び鈴を押した