君を愛す ただ君を……
あたしのバイト先は、家から少し離れたところにある
電車で2駅離れた場所にある
旦那は知らない
言ってない
言ってどうするの?っていう気持ちもある
寝室も別々で、お互いに何をしているのか…さっぱりわからない夫婦だ
あたしは、店のエプロンをつけると、タイムカードを押した
「おはようございます」
あたしは、店内のレジにいる人たちに声をかけた
「あ…おはよう、永田さん」
近くにいるパートのおばさんが笑顔で挨拶をしてくれる
そう、あたしは結婚して『越智』から『永田』に苗字がかわった
あたしのバイト先は、レンタルビデオショップだ
レジの奥に立っているバイトの男性、「…っす」と言いながら、ぺこっと頭をさげる
大学生の桐沼 莱斗(きりぬま らいと)さんだ
口数は少ないけど、真面目な人…らしい
バイトを始めてから1カ月しか過ぎてないあたしは、桐沼さんと一緒になるのはこれで2回目だった
大学生であまり日中にはバイトには入らないみたいだから…同じシフトに入るのが珍しい…と思う
あたしは桐沼さんの後ろにある返却のカートへと向かった
背…高いなあ
お兄ちゃんと同じくらいか…もうちょっと高いくらいかな?
お兄ちゃんも陸上をしてて、身長が高いって思ってたけど
桐沼さんも何か、体育会系の部活でもしてたのかな?
電車で2駅離れた場所にある
旦那は知らない
言ってない
言ってどうするの?っていう気持ちもある
寝室も別々で、お互いに何をしているのか…さっぱりわからない夫婦だ
あたしは、店のエプロンをつけると、タイムカードを押した
「おはようございます」
あたしは、店内のレジにいる人たちに声をかけた
「あ…おはよう、永田さん」
近くにいるパートのおばさんが笑顔で挨拶をしてくれる
そう、あたしは結婚して『越智』から『永田』に苗字がかわった
あたしのバイト先は、レンタルビデオショップだ
レジの奥に立っているバイトの男性、「…っす」と言いながら、ぺこっと頭をさげる
大学生の桐沼 莱斗(きりぬま らいと)さんだ
口数は少ないけど、真面目な人…らしい
バイトを始めてから1カ月しか過ぎてないあたしは、桐沼さんと一緒になるのはこれで2回目だった
大学生であまり日中にはバイトには入らないみたいだから…同じシフトに入るのが珍しい…と思う
あたしは桐沼さんの後ろにある返却のカートへと向かった
背…高いなあ
お兄ちゃんと同じくらいか…もうちょっと高いくらいかな?
お兄ちゃんも陸上をしてて、身長が高いって思ってたけど
桐沼さんも何か、体育会系の部活でもしてたのかな?