Pride








「あたしちょっとジュース買ってくるね」


「早く戻ってきなさいよ」


「はーい」



電車から降りて近くの自動販売機へと向かう。


適当にお茶を買ったあたしは、小走りで戻る。





その時、グイッと腕を掴まれた。



「え…?」



「はぁはぁはぁ…」



「そう…た…?」


そこには息を切らした颯太がいた。



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