宝石のように

オヤガリコンシタ...?




目の前が真っ暗になる。




俺はあいつの前にしゃがみこんだ。




「し、白木くん。大丈夫...?」





「...別に。」




そう言いながらも、自分の手が少し震えているのがわかる。




見つからないように後ろに隠した。





なのに、















「大丈夫じゃないでしょ?手、震えてるよ?」





こいつは、俺の震える手を掴んだ。




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