宝石のように
「おぃ。」



少し歩いてから思った。



「お前ん家、どこだ?」



俺、こいつの家知らない。


「え?えっと...次の角を右........」



もう泣いてはいないようだ。





よかった...





って、よかったってなんだ。よかったって。



女が泣こうと俺には関係ない。
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