絆

それから、けっこう時間が経って気づけば６月。
相撲大会がもうすぐ近い。日焼けする～・・・
とか思いながらも実はナナ、こういうなんていうんだろ・・・
熱くなれるもの好き。体育祭とか合唱コンクールとか、
勝ち負けがあるものがすごく好き。自分もついつい熱くなっちゃうっていうか・・・。
相撲大会の日も、チコの隣に座って応援してた。
ナナは気づけばいつもチコの隣にいた。
何かチコって空気みたいな存在。
いい意味でだよ！
生きていくうえでなくてはならないもの・・・
って感じ。
チコがいなかったら、今頃ナナはどうしてたんだろう。
１人で給食食べて、１人で移動教室して、１人で部活行って・・・
そんな寂しいこと考えたくない！
やっぱチコがいてくれて良かった。
チコといると気が楽なんだ。
気を使わなくていいっていうか、なんていうか。
いつもなら相手の顔色をうかがって会話してたけど、
チコといるといいたいことが言い合えるってこと。
うん、やっぱりチコは空気みたいな存在だぁ