クレーン・ゲーム

「悪かった。高波さん、ゆっくり休んでくれ」
「ムニエル、行くぞ」

芦原警部が話をさえぎり、東がムニエルの肩を掴む。


3人は、男が倒れていた休憩所に行くと、先ほどのことをまとめた。

「ムニエル、何か分かったのか？俺らには、どうしたらいいかさっぱりだ」


「つまりね、あの人がたばこ屋のおじいさんがいっていたひとで間違いないよ。
あの人はどうゆう経由かは分からないけど、とにかくたばこ屋の向かえにあったクレーンゲームをプレイして、ビルやコンビニとかの模型を取ったら、本当にその模型と同じものが現実になくなった。」
「……うーむ……」
芦原警部がうなる。
「どうだろうか？狂言じゃないの？その模型を見てみないことにはなんとも」
東が続けていう