感想ノート

  • よしそれならばと、これからもこのコアラの森で、日を浴びながら休んでいたいなと思っています。

    お暇な時にでも、お付き合い頂ければ嬉しい限りです。


    ありがとう。

    上杉漱五郎 2008/05/24 09:02

  • ヒューイックは、ほんの少しだけ違う世界から飛ばされてきてしまった異分子。

    それ故に、表面的にはこの世界に受け入れられているように見えても、根本的な所では、ずれていたりする。

    けれど、一緒に旅をして、同じ花を見て、同じご飯を食べて、美しいと思ったり、おいしいと感じたりする事は可能なのではないのかな、と思うのです。

    もちろん、些細なことで仲たがいしてしまう事もあるでしょうが。

    異界人とわかりあうより先に、自分の世界の異文化の人たちとわかりあう方が先でしょうとも思うのですけどね。

    自分と他人は違う。
    違っていて当たり前。
    だって、同じ個体である事はありえないのだから。

    みんながその事を真の意味で理解できるなら、世界はもう少し平和なのかもしれませんね。

    他者と自己を分離して観察することが出来るという事が、他者=異文化を理解する第一歩ですから。

    あ、もともと他の人はあんまりこないんですよ。

    流行の雑談場所ではありませんし。

    よろしければ、いつでもお越しくださいませ。
    お待ちしています。

    ワタシは上杉さんとお話できるのがとても楽しいのですよ。

    森ゆかり 2008/05/19 22:35

  • 恋は美しい誤解みたいなところがありますからね、爆発的な力にもなりえましょう。

    そう、論理的に落ち着く所の理解よりも、掴みどころの無い、無限の不理解の方が、想いや力は尽きる所を知らないんですよ、きっと。


    『ヒューイック』

    違う世界に行き、“常識”や表面的な部分で些細なズレを所々で感じるものの、最後は、感情という本質的な部分で共鳴し得ている事に、個人的にはまたも救いがありました。

    “分かち合える”

    辛いことも。
    楽しいことも。


    他人と違う事、分かち合う事は出来ても…、やはり、簡単に孤独を掃う事は出来ないのだと思います。

    抱きしめることなのでしょう、心から。



    …色々とありがとうございました。雑談の所なのに、私が来てからどうも他の方のコメントが無くなってしまったのが、ずって気にかかってもいました。

    またどこかで、森ゆかりさんとこういったお話が出来ると幸いかと思っています。

    素敵な時間をありがとうございました。

    上杉漱五郎 2008/05/19 12:51

  • 上杉さん

    恋は常に愚かな側面を伴っているとおもうのです。

    そしてそれは愚かであるが故に、爆発的なチカラを持っているのではないかと。

    理由は「だって好きだから」。
    明快で、単純でありながら、論理的な理由になりえない原動力。

    しかし、だからこそ強いのかなと思うのですね。

    社会を瓦解させる程に。

    瓦解させられる方はたまったものではありませんが。


    ヒューイック。

    他人と違う、ということはどういう事なのでしょうね。
    そんな事を考えた作品です。

    森ゆかり 2008/05/19 06:37

  • 礼には及びませんよ。

    私が、森ゆかりさんの世界観を感じたく、また共鳴したくもあり、勝手に来ているようなものですから。

    救いはあると思うのです。

    それを設立する理由はおそらく複雑でありながら、極めて単純なシステムを持つその“常識”に、まさに抗おうとせん源が、『恋』だから…


    何年、何十年、何百年とその常識は、常識として君臨し続けたのだと思う。

    それに乱気流を漂わせたのが、私が前のコメントで出したような三つの理由では無く、何より本質的なもの、恋…


    「……」

    あっけにとられる程に、それは奇跡の観点だった。少なくとも私には。



    では、次はヒューイックを色々と真剣に考えてみますね。

    上杉漱五郎 2008/05/18 21:40

  • 上杉さん

    お越しいただいてありがとうございます。

    天狗の話は、固定化されている社会の中でのお話になるかなと思っています。

    リーダーは6翼。
    重役は4翼。
    平民は2翼。

    そう生まれたのであれば、そのような人生しか歩かない、歩けない。

    生まれ付いた人生を一族の為に捧げるように役目を全うして生きる。

    それは狭い世界の中で固定化した「常識」。

    しかし、それに否を唱えるのは6翼を持つ幼い長。

    しかも理由はたかだか2翼しか持たない、人間と大差ない能力しか使えない相手への恋などという、愚かな理由。

    到底周囲から受け入れてもらえるハズもなく。

    逃避行出来るだけの覚悟を果たして決められるのか。

    そんな話ですが、救いはあるのでしょうか。

    ヒューイックもそうですが、変革者やトリックスターの持つ孤独感がたまらなく魅力と感じるワタシです。

    森ゆかり 2008/05/17 06:10

  • また来ますね。

    次は『ヒューイック』で会いましょう。

    上杉漱五郎 2008/05/17 00:56

  • 『天狗の話』

    <<羽の数は生まれ付き決まっていて、その数によって、村での地位も決まっている。

    運命。

    天命を呪い、他の天狗の羽をもぎに行く天狗が現れるだろうか?

    それとも掟を呪い、変革を提言する天狗が現れるのだろうか?

    はたまた、世話係を喜び、受け入れ、時流のままで進むのか…。

    統率する存在。新しい長の誕生…歩むのは整然とした王道であろう。

    この様な状況の中、天狗達が反骨精神を持たず、皆が満足しているのなら、きっとそこで人間には無い視野が開けてくる。

    何だろう…種の生存に対する誇り故か…?



    …なんて、純文学の香りがしたので、ついつい広げて真剣に考えてしまいました。


    <<「あなたに振り返ってもらえるようになるにはどうしたらいいの?あなたから与えられる変化なら、耐える。でも、あなたの為に、じゃないなら、大きくなんてなりたくないっ!ねぇ、綺麗になったら、わたしを見てくれる?」


    …救いがありますよね、本当に。素敵な世界観です。

    上杉漱五郎 2008/05/17 00:53

  • 上杉さん

    はい。
    いつでもお待ちしております。

    時に、ワタシはよく思うのですが考えるという行為は、三人寄れば〜ということわざもあるように、複数で話してる時の方が、良いアイデアや思い付きをするように感じます。
    上杉さんのおかげで、普段は自分の中にあると自覚していなかった考えが出せたことは、とても嬉しかったのです。

    森ゆかり 2008/05/13 05:18

  • ちなみに嬉しかったというのは、やはり、複数で辿り着けたというお言葉でした。

    これは、私も同じ事を思っていたので。

    上杉漱五郎 2008/05/12 22:25

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