DARK†WILDERNESS<嘆きの亡霊>
愚かしきヒトに
神は再び裁きの鉄槌を下された
七日七晩大いなる雨は降り注ぎ
地を覆い尽くした
水は土を流し
木々を倒し
命を奪い
ヒトも多くは死に絶えた……
後に「嘆きの七日間」と呼ばれた災厄である
だが
憐れみ深き神は
全てを奪いはしなかった
やがて大海に
突如浮かびあがりし大陸在り
わずかに残りしヒトはその大陸に移り住み
大陸をウィルダネスと名付けた
それが
この地の始まりである
―ウィルダネス創世記より―