我が名はリリス
「やっと、会えたな」
ルシファはリリスを見つめた。
「ええ。長かったわね。」リリスは、ほほえんだ。

「これからは、あなたと共に…」

「ああ…」

「キドも、こい。」
ルシファは翼をひろげ、空にまった。

キドは、ルシファの言葉を聞くと、翼をひろげた

「リリス、いくぞ」
ルシファは手をさしのべた
リリスはルシファの手を握り羽を羽ばたかせた。

「リリスよ
共に見つめよう
共に起こそう
何が正しいか?
何が正しくないか?
わからせてやろう!」
夜空を舞いながら、ルシファはリリスに語った。
「ええ。何があろうと、我はついて行きます。」

(そう…あの日から決めた…あやつから逃げ出し、あなたと共にいることを誓った日から)

空に日の光りが、みえはじめた。
光りにより三魔の姿は隠れ消えていた。

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