我が名はリリス
凛々子の回りには、黒い気体が、何かの形になりつつあった。

「われの奥に、眠る力よ目覚める時がきた。」
そうつぶやくと、凛々子は、
かっ!と、目をひらくと声を張り上げた。
「目覚めよ!
我が力よ!」
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