護りたい者のために
ドームに戻ると医療班が用意をしていた
ウォーム、リン、レオンはそれぞれストレッチャーに乗せられ、人々の前で運ばれていた
それを見た人々は絶句した
体中から血を流していたからだ
母「グラン隊長!リンは、リンは大丈夫なの?」
リンの母親がグランにつかみ掛かってきた
グ「わかりません、見つけた時にはもうあの状態で」
母「そんな・・・・・」
ジ「あれは・・・・・仕方がないんです」
父「仕方がないだと?!」
ジ「あれがっ・・・・・・、あれが、ガーディアンの勤めなのです」
ジャンは苦しそうな顔をした
ワァァァアアアア
母の泣き叫ぶ声だけが響いた