護りたい者のために

「お姉ちゃ〜ん」




一人の少年がニコニコしながら私の前まで走ってきた



「お姉ちゃんあのね、守ってくれてありがとう!」




キラキラと眩しい笑顔を向けられて私は少年を抱きしめた




シ「リン?どうした?」




ショウが私達のところにやってきた




『ごめんね、街を壊しちゃって、帰る家を奪っちゃって・・・・、ごめんね・・・・・』




私は泣きながら呟いた




「お姉ちゃん泣かないで?僕はパパやママがいるから大丈夫だよ!」




私は少年を離し、頭を撫でながらありがとうと呟いた
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