護りたい者のために

ウ「ウッ・・・・・」




何度か攻撃を受け止めたものの後ろに吹き飛ばされ、今にも意識を失いそうだった




グ「ウォームさん!」




グランは吹き飛ばされたウォームを抱き抱えた




ヌチャリ




傷は完全に開き、大量の血が出ていた




シ「もうやめろよ。なんで・・・・なんでこんなになっても戦い続けようとするだよ?」




ウ「仕方ないだろう・・・・、ガーディアンなんだから」



ウォームは右手を上げて月に手を伸ばした




ウ「俺達は生まれてきた事が罪なのかもしれないな・・・・。なぁリン、約束覚えて・・・いる・・・か?」




そういってウォームは静かに目を閉じ、動かなくなった




グ「ウォームさん・・・・・?ウォームさん!」




グランの悲痛な叫びだけが辺りに響いた
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