護りたい者のために

「リン?」




『し・・・しょう?』




目を開けると師匠が立っていた




『師匠!』




私は走って師匠に抱き着いた




『し・・・・しょう、あい・・・・たかっ・・・・た、あいたかったよぉ・・・・』




師匠は泣きながら言う私を抱きしめてくれた




「よく頑張ったな!それに強くなった」




『私、頑張ったんだよ?でも・・・・、ヒック、でも勝てなかった・・・グスッ、守れなかった』




「守れなかったことはないよ?リンの気持ちはみんなに伝わった」




『もうやだよ、戦いたくない』




私はぎゅっとしがみついた
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