護りたい者のために

そのままレオンはゆっくりと歩き、この街で一番大きな木のに連れて行ってくれた




『この場所……、私達が初めて出会った場所だね』




グルルルル




レオンから下り、木にもたれかかるようにレオンが伏せ、私はレオンの毛に寄りかかるように座った




『レオン、私ね?今すごく生きててよかったって思ってるんだ。だってレオンともう一度会えたんだもん』





レオンも嬉しそうに聞いていた





『レオン、これからもよろしくね』






日の光を浴びながら久しぶりにゆっくりとした平和な時間を過ごした
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