護りたい者のために

―――しばらく二人は歩いていくと、目の前に大きな空洞が現れた。



その先に小さな祠があり、周りは湖に囲まれていた。




―――――"飛べ"




リンが念じると体は中に浮き、祠まで一直線に飛んでいった。





祠は荒らされた形跡もなく、宝玉も無事だった。




リンは男の元に戻り、




『案内していただいて、ありがとうございました。宝玉も無事回収できました(ニコ)』





「私も案内ができて光栄です。それに・・・・・・・」




『え?何ですか?』





< 20 / 189 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop