護りたい者のために
―――次の日
マクロはリンを抱き抱え、教団に戻った。直ぐに医療室に連れていき、看護婦に手短に事情を話し、リンのことを任せ、自分は室長室へ向かった。
今回の任務の報告と、リンの呪いについてだ。
―――室長室
「失礼します。マクロ・ジーンです。」
「はいりたまえ。」
「只今戻りました。これが今回回収した宝玉です。」
「お疲れ様。いろいろ大変だったね。疲れているところ悪いんだか、今回の任務について詳しく教えてもらえないか?」
「はい、わかりました。」