護りたい者のために

マクロはウォームの頭を撫でながら




「ありがとう」



と静かに微笑みながら言った




『う・・・・・・ん・・・』




しばらく二人が話しをしていると、リンが目を覚ました。




「リン、気分はどうだ?」




ウォームがリンを不安にさせないようにと、優しい口調で言った。




『ウォーム?あれ・・・・・、私、教団に帰ってきたの?』

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