護りたい者のために

お「おいロウ、お前今までどこにいってたんだ」



ロ「親父には関係ないだろ。こんな古ぼけた宿なんかしている昔の奴には」



お「お前お客様の前だぞ。口を慎め」



少年は私達の方を向いた



ロ「なんだよ、ただの変人じゃねぇか。フードなんか被ってよ」



そういって近くの椅子を蹴り2階へ上がっていった



お「すまねぇな、お嬢ちゃん、男手一つで育てたもんだから、気性の荒い奴に育っちまって。すまねぇな」


『いいえ、大丈夫ですよ』


「あの少年は息子さんなんですか?」
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